むし歯FAQ
むし歯ってどういうことをいうの?
口の中では歯が溶け出す脱灰(だっかい)という作用と、溶けた歯が再び元の状態に戻っていく再石灰化(さいせっかいか)という作用が日常的に繰り返し起こっています。脱灰と再石灰化のバランスがとれているときは健康な状態と言えます。何らかの理由でこのバランスが崩れるとむし歯になるのですが、むし歯は2つのステップを踏んで進行します。
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1. 表層化脱灰病変(ひょうそうかだっかいんびょうへん)
脱灰作用が再石灰化作用の働きを上回り歯が溶け出していく状態が続くと初期のむし歯状態となります。この状態を表層化脱灰といい、肉眼的には歯の表面が白濁して見えますがむし歯の穴はまだ形成されていません。この時点では歯みがきやフッ化物の使用などによりまだ再石灰化が可能です。
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2. う窩形成性う蝕(うかけいせいせいうしょく)
表層化脱灰の状態からさらに脱灰が進行すると、とうとう歯の表面に穴が開いてしまいます。この状態をう窩形成性う蝕といいます。こうなるとむし歯の部分を削ってつめるという処置が必要になります。