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GUYは、2008年に小学校にあがり、2009年春に2年生になりました。
乳歯はすでに5本抜け、永久歯も6本はえてきました。
育児について、いつも自信が持てず不安ばかりでしたが、この1年のGUYの心や体の成長ぶりが、私にささやかな自信を与えてくれました。

リアルタイムでこの日記を書いていた頃の私は、常に余裕がなくイッパイイッパイでした。
途中、心が折れてしまったこともありました。そんなときでも、いつもGUYは笑ってくれました。
その笑顔に支えられてきました。たぶん、作り笑いもあったと思います。GUYは人一倍人の心を気遣う子になりました。

育児にナーバスな頃は、GUYがよい子であればあるほど、「こんなよい子に誰がした…私がこんなにダメ親だからだ」と自分を責めていたのですが、ここにきて「GUYの穏やかさ優しさ、そして人を思いやれる懐の大きさの裏づけには愛されている自信があるのではないか」と思ったら、親としてたいしたこともできなかったけれど、愛情表現だけは惜しまずしてきたことは間違いではないと自信が持てるようになりました。
そう自信が持ててから、私自身精神的に抜けた気がします。

生活はあわただしいですが、今はとても心穏やかに過ごしています。心の余裕の持ち方は、GUYから学びました。GUYはまた余裕がありすぎてあまりにマイペースで心配なこともありますが…心は豊かです。
どうかこのまま、今のやさしいGUYのまま、大きく育って欲しいと願う今日この頃です。

さて、「むし歯を作らない育児を目指す日々」というタイトルにもあるとおり、むし歯の多い私はわが子だけはむし歯にしたくないと、妊娠中から奮闘しておりました。

7歳になった今、はたしてGUYはむし歯をつくらずにいれたでしょうか?

答えはイエスです。
おかげさまで、今日までむし歯ひとつ作らずすごすことができています。

しかしながら、いつまでも任せることができず、つい最近まで歯みがきは私自身がしていて、本人はまるでみがけていません。いよいよ私の手を離れ、自分で管理していくには、まだまだ時間がかかりそうです。
とはいっても、私自身最近GUYの口に対して無頓着になりました。私が仕上げみがきも忘れてしまうことも増えました。
この日記に書いていたころの神経質ぶりはウソのようです。
それでも、むし歯はありません。

かといって、そのころの努力が無駄だったかと言えばそうではなく、そんなにいいかげんでも、むし歯をつくらなかった背景には、幼少時につけた歯みがきの習慣、フッ素入り歯磨き粉の使用や食生活…そういったものが大きいと思っています。

特に避けていたつもりもないのですが、甘いおやつもほとんどたべません。甘いおやつをもらうと、「ボクはいらないから」と私に差し出します。
炭酸飲料なども飲まず、これも一つの偏食かと心配になるほどです(笑)。

食生活については、まだまだ悩みが多いです。

以前、この育児日記を楽しみにしてくださっていた方から長らく更新がないことで心配されてメールをいただいたことがあります。
そのなかに、
「初めて読んだときには○ヶ月だったわが子も、今は日記のGUYちゃんよりお兄ちゃんになりました。」
とあり、胸がつまりました。

現実のGUYは、もう小学生になりましたが、このコンテンツのなかでは、いつでも6ヶ月のGUYにも1歳半のGUYにも会うことができます。
この日記は私にとって大切な記録であり宝物です。

長いこと新規更新がなかったにも関わらず、ありがたいことに今なお多くの方々に読んでいただいています。
今ここで読んでくださっている皆様に心より感謝いたします。そして、この日記を残して下さった関係者の皆様にも感謝しております。本当にありがとうございます。

読んでいただいている皆様のなかには、もしかしたらご自身のお子さんの成長を反映させて読んでくださっている方も多いかもしれません。
現在、1歳6ヶ月のお子さんがいれば1歳6ヶ月のページを、2歳6ヶ月のお子さんがいれば2歳6ヶ月のページを…
そう考えると、実際の年齢は違うけれど、少なくともこのコンテンツのなかでは、GUYと成長をともにする同級生がたくさんいることになります。
なんて素敵。
もしそうあれれば、私もGUYも本当に幸せだなぁと心から思います。

この日記は、この近況報告を持ちまして、完結させていただきます。
ですが、育児の悩みや日常は普遍的なものです。当サイト当コンテンツ内の過去の日記については、このまま残させていただきます。
今後も、このコンテンツ内に生きるGUY、そして未熟な母親である私とともに成長してくださる仲間が増えていくことを願ってやみません。

ここでは完結しましたが、現実の育児はまだまだ続きます。
これからも、GUYの成長を見守り支え、私自身も母として人として成長してきたいと思います。
本当にありがとうございました。

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