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むし歯をつくる原因になる生活習慣

2004.3

しあげみがきの実際…ある一つのケースのご紹介

  小さな子どもの歯みがきは、そうそうマニュアル通りには進まず、みなさんそれぞれにご苦労は多いようです。今回は、ちょうど奥歯も生えてきて現在歯みがき奮闘中のこのホームページで連載中の育児日記の担当者のしあげみがきの実際をご紹介。1つの例として、みなさんそれぞれ参考にしたり、ウチのがましだわと安心したりしていただければ幸いです(決してこれが100点満点のやり方というわけではありませんので…悪しからず)。よく同じ年頃のお子さんをもつお母さんたちから、“なかなか歯みがきをさせてくれなくて…”といったお悩みを聞くことがあります。必要だからといって無理矢理みがいて歯みがきギライにさせては意味がありません。1回くらいみがかなくてもすぐにむし歯に結びつくものではありませんから、あせらず楽しんで歯みがきしましょうね!

育児日記担当者よりひとこと:歯みがきジェルについて

最初は、大人用のジェルをうすめて使用していましたが途中から市販のフッ素入り乳児用(7ヶ月から使用可)歯みがきジェルを見つけ、メーカーにフッ化物の種類と濃度を問い合わせたところ、100ppmフッ化ナトリウムということだったので(これは一般に市販される歯みがき粉のおよそ1/10)濃いのをうすめて使うより安全で確実と思い、使用することにしました。ちなみに学会等では、低年齢児に対しては100ppmにうすめたフッ素洗口剤でみがくやり方などを推奨しています。まだ吐き出しのできない低年齢児の場合、フッ素入り歯みがき粉やジェルを使用することは賛否両論ありますが、私はあえて使用しています。歯を強くするというより、歯みがきが好きになったという恩恵のほうが大きかったです。