ジーシーでは2004年に全国1万人(有効回答数1,554名)の国民を対象にした『お口の健康に関するアンケート』を実施しました。
その主な結果を以下に示しますが、普段の関心事の項目では『健康』が第1位でした。
もちろん『健康』に関心が高いからこそ、アンケートに答えていただけたわけですから当然といえば当然の結果かもしれません。
それでもお口の健康には9割以上が関心を持っていながら半数以上が満足しておらず、そして定期健診の受診が必要だと思う人が79%もいながら実際に受けている人は26%と、健康の意識は高くてもなかなか実践できていない傾向は、前頁に示した調査結果と同様にみられます。
少なくともアンケートに答えてくださった健康意識が高い人でも実践は難しいのですから、実情はもっと健康に気を配らない人々は多いと推測され、受診率等はもう少し低いものになるでしょう。
また、口腔内の不満要素(悩み)の上位は自分自身の「痛み」などより「歯の色」「口のにおい」「歯並び」といった周囲からの印象を気にした項目があがっていることが注目されます。
これは患者のニーズを知る1つのキーワードではないでしょうか。