QOL向上のために歯科医療にできること:MI21.net

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すべての人々のQOLの向上のために

はじめに

2000年、FDI(国際歯科連盟)が提唱した Minimal Intervention(最小の侵襲)の概念に基づいて同年、来たる21世紀に向け、ジーシーがその概念を臨床にとりいれやすいよう (1)Identify(診断) (2)Prevention(予防) (3)Treatment & Control(処置・管理)の3つのアプローチから展開した『MI コンセプト』によって、今日までさまざまな角度から、製品開発および情報展開を行なってきました。
「MI コンセプト」は、う蝕の理想的な治療プログラムとして歯科界で広く認識されつつある現在、そのコンセプトはう蝕に限らず、う蝕以外の口腔におけるすべての問題の軽減、 そして口腔の健康維持にも生かされるべく発展しています。

本書では患者さん、そして健康な人を含めたすべての人々の口腔における機能障害からの回復、問題の軽減、そして健康の維持を実践するための基本的な考え方を学術的な背景(EBD)と「MI コンセプト」をもとにご紹介していきたいと思います。
MI コンセプトの実践により得られた口腔の健康は、すべての人々のQOL(Quality Of Life)の維持・向上につながっていくと考えています。

ジーシーMIコンセプト図

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