プール熱?プール入ってないのに!
前回の日記(肺炎・入院・また肺炎!)でGUYの一連の病気ネタは終われるかと思いましたが、実は10日後再び熱出して呼び出し。結局またまた1週間お休みすることになってしまいました。目やにもひどくて結膜炎も併発していたため、咽頭結膜炎いわゆるプール熱ではないかと診断された。プール熱というのは、プールで感染することが多いのでつけられた俗称で、全てが全てプールでもらう訳ではないらしいけど…まだプール入ってないのにヘンな感じ。先週水たまりで遊んだからかな?
とはいっても、処方される薬も対処も今までとたいして変わることなく目薬が増えたくらい。これまでの経緯もあるので、日中GUYを見てくれている姑には、念のため体温はまめに測って記録してもらった。朝は体温が低くても午後から熱が上がり出すというパターンが数日続き、結局この週は月曜から金曜まで保育園に行けなかった。金曜の夕方には、GUYを見ている姑から40度を超えたと呼び出しを受けた。発熱5日目の40度というのは…とってもイヤな予感。また?またなの!?
さすがにこう短期間で高熱を繰り返す状況というのは(ここ1ヶ月半で1週間高熱が続いたのが4回め。平熱の期間のが短い)先生も少々心配気味。こうなると、発熱の原因(肺炎に至るまでの)はその時々のカゼというだけではないのかもしれないということで、今回の検査では免疫系の項目も追加された。なるほど免疫機能の障害があれば、すぐカゼひいたり熱出したりするのもうなずける。虫さされでもえらく腫れるし。でももしそうだったらちょっと大ごとだな。今だけって話じゃなくなるんだよね。大丈夫だといいけど…。
結果は、肺炎はまだ起こしてはいなかった。免疫の数値も異常というほど悪くない(ホッ)。ただ、炎症を示すCRP値が高いことから感染症が疑われた。もちろん、プール熱でのどに炎症があるのでそれもあるが、それだけではこの繰り返す発熱を説明しきれない。その他の原因として尿路感染症が考えられるとして、採尿することになった。尿路感染症を起こす細菌には一般に処方される抗生物質では効きにくく、治りきらないうちに再発を繰り返していたのではないかということ。そういえば、1ヶ月前に発熱したときおちんちんが赤く腫れてたことがあったわ。それ?
しかし、大人と違って、おむつのとれないGUYは尿をとるのもひと苦労。採尿用のビニール袋を股間に貼り付けてGUYが自然におしっこするのを待つしかない。出てもたまにシールがはがれてもれたりもする。入院中も何度も失敗した(あたしのせい?)。この日しばらく待ってみたが、結局GUYはおしっこしてくれず、結局確定はできなかったが、一応尿路感染症を起こす細菌にも効く抗生物質が処方された。ん?これって、いつも行く近所のクリニックで最初の薬が効かなかった時に出される薬じゃん!(ココではだいたいその2種類)大学病院は薬の出し方に慎重だけど、一般開業医はわりと早い段階で強い薬をだすってことかな。どっちがいいのかはわからないけど…。
この週末は、日中は良さそうでも夜になると38度超の熱が出て、どうもすぱっと良くならない。月曜日再び大学病院に行き、様子を話すと先生も“心配ですねぇ”と頭を抱え、再度検査をすることに。もちろん尿もとる。やはりまだ炎症の値は高いよう。しかし熱は下がってきてはいるので薬は効いているようだが、原因菌が特定できないと尿路感染症と確定しにくいらしく、培養検査をすることになった。もう一度消毒してから採尿しなくてはいけないらしい。培養検査を行う場合、消毒をしてから尿をとる必要があるとか。さっきとったじゃーん!最初から消毒しとけよー!それでも先生はできるだけ残って尿が出るのを待ってくださいという指示(出なかったら帰っていいよとは言わない)。仕方なく腰を据えて待つことにした。昼ご飯でも食べれば出るだろ。しかし、出ません。待てども待てども出ません。水分とらせてもご飯食べてもいっこうに出ず、午後の診察時間が終わりに近づいても出なかった。あきらめて帰ろうと、会計手続きを終え薬をもらうことにした。プレイルームがある薬局で遊びながら待っていると…なんだかGUYのあやしいアクション。まさか!でたー!慌てて病院の小児科に戻り、看護婦さんに尿をとってもらう。このとき16:00(病院行ったのは9:00である)。長かった…。GUYのおしっこ待ち。
数日後検査の結果がでたが、薬が効いていたのか怪しい菌は特に検出されなかった。熱も下がり、うやむやなまま治ってしまったのだった。ちゃんちゃん。