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1歳3ヶ月

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肺炎・入院・また肺炎!

(前回の続き→ここまでの詳細は熱性けいれん…初めての救急車を見てね)
19時頃、食事を済ませて相変わらずぐったりしているGUYを連れて大学病院へ行く。待合室で熱を計る。41.1℃。やっぱりまだまだ高い。しばらくして診察室に呼ばれると若い女医さんが待っていた(だいたい救急外来では若い医師ばかり)。“水曜日の夜、高熱でひきつけて救急車でこちらに受診したあと、熱は高くなる一方で昨日あたりから湿った咳と発疹が見られるようになりました”と伝えた。すると“うーん・・・CTは撮ってるんですよね。それは大丈夫だったようですし・・・治りかけに熱が高くなることもありますから・・・”!!こんなに様子がおかしいのに治りかけだと!?

ちょっと不信感。“でも湿った咳が出だしてから熱も高くなってますし、肺炎ではないかと心配なんです。変な発疹も出てきたのも気になりますし。”すると“どのへんが?”かっちーん!ど−みても発疹でてんじゃない!よく見ろ!この研修医が!下手すると検査もせずに帰されそうだったが、なんとかレントゲンと血液検査をしてくれることになった。この間彼女はいくつか私の神経を逆なでする態度と発言をくり返した。この女では(いけない、怒りのあまりだんだん暴言に・・・)めちゃめちゃ不安だったが、検査結果が良いワケないという確信があったので、“血液検査すると時間かかりますよ−”などという言葉に負けず、しばらく待つことにした。1時間近く経過したころ、年輩の医師を伴って彼女が現れた。“これは明らかにウイルス性の発疹だよ”年輩の医師は彼女に言った。そして、あたしに向き返り“結論としては、肺炎を起こしています。もし今日お母さんの付き添いが可能なら入院したほうが良いでしょう”と伝えた。やっぱりっ!不謹慎だが、このときあたしは“勝った”と思った。

GUYは個室に案内された。感染症の疑いがあるからだ。偶然だが、この個室は昨年末に入院したとき(緊急入院!参照)と同じ部屋だった。ようやく落ち着いたころにはもう日付は変わっていたが、GUYの熱は下がることはなかった。朝には39.8℃にはなっていたが、通常低いはずの早朝でこれでは、下がったとは言いにくい。主治医も決まり(多分研修医だったので当たり前だがあの女医ではなかった・・・ホッ)、高熱を出した原因を探るための詳しい検査を行なう旨、説明がされた。点滴のせいかこの日の夕方には熱も落ち着いてきてGUYも笑顔を見せるようになった。脳波もとったが問題はないとのこと。とりあえずひと安心。

2日後には感染の可能性がないだろうということで大部屋に移ることになった。前回ずっと個室にしてもらったので、初めての大部屋である。大部屋だとGUYが騒いだりして他の人たちに迷惑をかけないか心配していたが、そんな心配はいらないほどGUYは眠ってばかりいた。放っておくといつまでも寝ている。起きている時もぐらぐらとしてまともに頭を起こしていられないよう。どこか表情もうつろな感じでぐずりもしない。脳波を撮るために飲んだ睡眠薬のせいかとも思っていたが、いつまでもそんな様子なので、さすがに不安になって主治医に伝えると、高熱が続くとその後意識障害を起こすことがあるという。翌日再度脳波をとることになった。今回は眠ってばかりいるので薬は使わず自然睡眠で検査することに。そのため検査まではできるだけ眠らせないよう指示を受けた。眠らせないようにプレイルームに連れて行ってみてもGUYはうつらうつら。立っていてもぐらんぐらんしていて見ててかわいそう。他のお母さんも寝かしてあげたらとGUYに同情ぎみ。主治医にその様子を伝えると、眠らせてもいいとのことなので、昼食後横にしたらすぐに眠りについた。

検査は急だったので、他の合間をぬって入れてもらうことになっていていつ呼ばれるか分からなかった。GUYが眠りについてから数時間経ってようやく検査に呼ばれた。ところが、GUYは検査をしようとした途端、ぐずぐず泣き出し、しまいには号泣。あれれ、しばらく泣いたこともなかったのに。なんとか寝かそうとしたが、結局ダメ。検査は行なうことはできなかった。

しかし、その検査での大泣きのあと、GUYはなんと元に戻った。頭の揺れもないし、笑うし泣くしいつものGUYだ。良かったー!このころには既に肺炎を起こした細菌も特定でき、熱も咳なども落ち着いてきていた。さらにこのあと体に発疹が現れだした(入院時のとは別)。結局、その発疹をもって突発性発疹による高熱と診断が下された。それが重症化して高熱が長引き肺炎を併発したというわけだ。翌日、再度血液検査と細菌の検査を行ない良好な結果だったため、無事退院となった。

1週間ほど自宅療養をし、退院後の診察で完治の太鼓判を押され保育園に通い始めて2日目のこと。職場に保育園からの電話。“GUYちゃん、38.1℃あるんです” ゲ!
結局その後、40℃超の熱が数日続き、例のごとく5日目に検査。やっぱりまたまた軽度の肺炎を起こしているという。症状からして今度はマイコプラズマ肺炎ではないかとのこと。しかし、今度は軽度なので入院はせず自宅療養となった。このころあたし自身も同じような咳が出ていたので、聞いてみると、“多分感染(うつ)ってますね。”ゲゲ!

その後1週間ほど保育園を休んで1歳4ヶ月になる日、ようやく保育園に行きだした。GUYがひきつけを起こしたのは1歳3ヶ月になった日だから・・・結局この1ヶ月で保育園には1日半しか行っていないことになる。保育料まけてくれー。
(ちなみにあたしは後日検査しましたが肺炎は大丈夫でした)

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