越後湯沢で大宴会
秋の行楽シーズン(11月のことでございます)ということもあり、今月はレジャーが目白押し。保育園でのサツマイモ掘りに始まって、3連チャンでバーベキュー。思いつきで当日ペンションを予約して行った軽井沢、シメは越後湯沢のホテルに親戚一同が集まって大宴会。新潟の親戚が集まるときは、いつも本家のお寺に全員集合するのだが、今回は場所を変えて越後湯沢のホテルで温泉を楽しみつつみんなで宴会をしようという初の催し。お盆と正月以外に全員が集まるのもあたしの記憶では初めて。なんだかトクベツな感じでちょっと楽しみ。
いつもなら車でいくところだが、越後湯沢なら駅からホテルもすぐだし、なにしろ最近GUYは“でんしゃ”ブームなので乗せてみたいというのもあって、新幹線で行くことにした。東京駅に着く前からGUYはもう大喜び。ホームの端から端まで届くような大声で“でんしゃーっ!!”何回見てもハイテンションで大絶叫。目的地着く前にGUYのアタマは興奮しすぎで壊れちゃうかも。でも乗ってしまうとつまらなそう。ひとたび他の電車とすれ違うと再び“でんしゃー!”。だから今電車に乗ってるんだってば。東京駅では、いつも一緒に寝てる新幹線もみることができて(残念ながら“とき”ではなく“のぞみ”だけど)GUYの興奮は最高潮。よしよしこれで越後湯沢までご機嫌だぞ、と思いきや、乗ってみると思いのほか座席は狭く(MAXの下の席だったから?)、若干暑くて不快指数は↑。東京着くまでにわかったことだけど、GUYにとって乗ってしまうとそれはもう大好きな“でんしゃ”ではなく、不快な狭い空間でしかなかった。乗ったそのときから不機嫌である。座席とデッキを行ったり来たりしながら、GUYをなだめすかしながらの1時間半の道のりは、思った以上に長かった。
早めに出たこともあり、あたしたちは一番乗り。まずはホテルのカフェで食事をしてみんなの到着を待つことに。幸い屋内用の小さな滑り台やジャングルジムなどがあったので、GUYは飽きることなく過ごすことができた。宴席そのものは夜からなのでバラバラと都合のつく人たちからホテルに集合してきた。最初に来たのは今回の幹事役だった家が一番近いいとこ一家。GUYにとってははとこ(またいとこ?)にあたる小学生のお姉ちゃん達がいたのでさんざん遊んでもらって(遊ばれて?)GUYはご機嫌。昼寝する気配もない。GUY女の子が大好きだもんね。ずっとついてまわっていた。彼女たちも最近覚えた“ゲッツ!”や“気をつけ”なんかを言えば必ず得意気にやるGUYが面白いらしい。はたからみてると調教された猿と猿回しみたいな感じ。特に4年生のお姉ちゃんは面倒見が良くてこちらが見ていても安心して預けられる。GUYも見きわめているようで、他の小さいお姉ちゃん達より4年生のお姉ちゃんにべったり。しまいには“あっこー(抱っこ)”。ナニ甘えてんだよ! アンタ12キロもあんのよ。たぶんGUYは彼女の半分ちかい重さだと思うんだけど、母性本能なのか抱っこを求められると嬉しそうに抱いてくれた。落ちそうだけどGUYもご満悦。それを見て他の小さいお姉ちゃん達も“あたしも抱っこするー!”と駈け寄ってきた。ムリだろー、そりゃ。顔の大きさおんなじ位だし。女の子だねぇー。
夜になると一同が集まり、宴席となった。GUYはいろんな人たちにかまわれて、すっかり母いらず。あたしといるよりはとこのお姉ちゃん達といたいみたい。ラクでいいわ。宴席のあとは、みんなが集まる大部屋を宿泊する部屋とは別におさえていたので、各自入浴などをすませた後はそこに集まることになった。子ども達はそれぞれ好きな部屋を行ったり来たり。GUYはお昼寝も全くしていないので、早く寝るかと思っていたけどとてもそれどころではなく、部屋に戻ってもみんなのところに行きたがり大号泣。多少は無礼講といっても夜は遅くなり、子ども達が1人減り、2人減りするなかGUYはいっこうに眠らない。あたしも寝かしつけるために部屋に戻っては暴れられてくじけて大部屋に戻りを何度も繰り返して、結局お開きまでがんばってしまった。ホントGUYって宵っぱり(あたしもそうだったかな…)。
何だかんだと大変だったけど、こういうのもなかなか楽しいな。何よりGUYが楽しそうだったのが一番。あたしも年の離れたいとこ達のあとくっついて歩いていた時期もあったなーなどと思いつつ、帰りもGUYのご機嫌とりしながら電車で帰ったのでした。来年は、GUYと歌と踊りを披露しよっと。