夏休みの思い出2004
さて、前回(2歳4ヶ月の記録 参照)おともだちと一緒に海に行ったGUYですが、この夏はその後2回も勝浦へ行きました。1回はその翌週。このときはアクアパレス(温泉プール!)しか行かなかったんだけど、お盆休みは今年最後のチャンスと再度海へチャレンジ。前回は、波打ち際で石のようにかたまっていたGUYでしたが、今回もダメかと思いきや、夫が浮き輪をつけたGUYをつれて沖まで入っていくと(といっても大人がぎりぎり立てるくらい)、プールでのGUYに戻ってはしゃぎだした。“もっとあっち(沖)いく!”おお、これで海も克服か、と思って、この勇姿をビデオにおさめようと浜辺に戻り、カメラをのぞいた途端…あれ? 泣いてる?? さっきまで喜んでいたGUYが泣きながら近づいてきた。どうやら私が浜辺に戻ったので、それを追うかたちで波打ち際付近まできたところで波をかぶったらしい。考えてみれば沖に行きたがったのも、(波を含めた)海に慣れたんじゃなく波があまり感じないからだったのかも…。
波が恐くて石のようになってたのにかぶってしまうとは…。
うう、残念!そのあとは、何度誘っても海に近づこうとしなかった。
お盆休みは、この千葉の海のあと、すぐに新潟の親戚の家(お寺)へ行った。親戚のお寺がある村は、2005年3月に合併されて新潟市になる。そのため、村として最後の村祭りが盛大に行われていた。
この頃はまだ少なくとも家では見たこともなかったのだが、たまたまこども向けにやっていたデカレンジャーショーをここで初めて見た。GUYはこのとき知っていたかどうかは知らないが、会場の雰囲気にのせられて、“がんばれ、デカレンジャー!”と叫んだり、ショーにクギづけ。こういうのをじっとして見てられるようになったもんだとしみじみ。
そのあと、“握手と記念撮影会をやりますので、順番に並んでください!”とアナウンスが流れるやいなや、いままでじっとしていたGUYがいきなり立ち上がり、急に駆けだした! 前の方にいたこともあり、なんと5番のり。
あっという間に順番が来てしまうので、その間大あわてで携帯のカメラを取り出し、恥ずかしがるGUYのハトコたちに頼み込んで一緒に写ってもらった。どーも、ノリやすい性格なのか、その後の大道芸、バナナのたたき売りでは“さあ買った、買った!!”の口上にのせられて、“ハイッ!”と手を挙げていた。でも本気でバナナは欲しかったみたいなので、500円くらいの時に買ってあげれば良かった…。
もうそれより安くなるとタダ同然になって、みんな群がって買うことができなくなってしまった。ごめんね、ママが小心者で。話は戻るが、これをキッカケにGUYもあたしもデカレンジャーブームに突入。
GUYは“デカデカデカデカデカレンジャー!”などとご機嫌で歌っていた。でもGUY、その歌はたぶん、デカレンジャーの前にやってたアバレンジャーの歌じゃない?見てないのがバレるわよ!
お祭りのシメは、花火大会。花火は勝浦でも見て、東京でも2回見て、この夏4回目だったんだけど、今回の花火は、お寺のわきに流れる中之口川の土手にキャンプ用のテーブルやチェアを持ち出し、ワインやビール、こども達むけにお菓子や果物をもって観覧。また近隣の村でも同様に最後のお祭りをやっていたのだろう。なんと土手からは3つの花火を同時に見ることができた。
こんなにいい場所なのに、他にはだれもいなくて(人が少ないせい?)すごーく贅沢。本当に最高のロケーションだった。でもGUYがもったのは20分程度。どうも花火は楽しいみたいだけど、夜の土手が恐いらしい。ここには、GUYの他に4人もこどもがいるので他にだれもいないとは言っても、だいぶにぎやかなのだけれども…。あたしは、後ろ髪をひかれる思いで土手を後にして、部屋から花火を観覧することになった。ま、何はともあれ、いろいろあって楽しい夏休みでございました!