- #1 3回食になっちゃった
0歳9ヶ月1〜7日 - #2 夜泣き対策
0歳9ヶ月8〜14日 - #3 キケンがいっぱい
0歳9ヶ月15〜21日 - #4 緊急入院!
0歳9ヶ月22〜28日 - #5 ちょっと早めのクリスマス
0歳9ヶ月29〜30日
2002.12.18〜12.20・・・・・GUY:0歳9ヶ月29〜30日
ちょっと早めのクリスマス
点滴されっぱなしの入院生活も3日目。小児科病棟では、クリスマス会が開かれた。小児科の先生や看護婦さん、保母さんたちがお芝居やマジックなどを行ない、患者の子ども達を楽しませていた。小さなGUYにも看護婦さんから声がかかった。点滴の器械(点滴のペースを管理する器械…このためコンセントの届く範囲でしか動けない)をはずしてもらい、シリンジに点滴液を移して、マスクをつけてプレイルームへ。あたしは日中は会社に行っていたので、母と姑がGUYをみていた。あたしが到着したときには会の真っ最中。のぞいてみると、子ども達の中に寝ているGUYを抱いた母と姑の姿。やっぱり…。
会が終わると、各部屋に看護婦さんが電気を消しにやってきた。何かと思ったら、サンタクロースに扮した先生が子ども達にプレゼントを届けにやってきた。GUYはキョトンとするだけだったけど、もう少し大きかったらウレシイんだろうなぁ…。GUYがもらった大きな袋には、手作りのクリスマスカードに絵本、ぬいぐるみ、キーホルダーやスタイ(よだれかけ)まで、ホントに盛り沢山だった。GUYは短期間だけど、長く入院している子もいるんだものね。病院のイキな演出に涙が出そうになった。
その翌日、GUYは再び検査(血液&尿のみ)をし、結果が良好だったので、さらに翌日、GUYが10ヶ月になった日、晴れて退院することになった。
おめでとー!大変だったね、GUY!
2002.12.12〜12.18・・・・・GUY:0歳9ヶ月22〜28日
緊急入院!
(あんまりいつものことすぎて)日記には書いていなかったけど、先月の突発疹以降もGUYはちょくちょく熱をだしたり、ぐずぐずハナをしていたりと、相変わらずの不調続きで薬が絶えたことはない(お薬手帳も分厚くなってきたわ)。そんななか、保育園の先生に“GUYちゃん、最近調子良さそうですね”なんて言われて帰った水曜日の晩、またもフキツなミズバナをたらしていた。過去、慢性的にアオバナ状態だったGUYのハナがミズバナに変わった晩は、必ず高熱を出している。イヤーな予感。
案の定、出ました。で、木曜日、近所のクリニックに、薬もなかったので、再び薬をもらいにいき(以前の総合病院はやめました)、その日はあたしが会社を休んだ。こうなるとこっちも慣れたモンで、このときはさほど慌てなかった。姑に見てもらっていた金曜には、日中はキゲンもよく熱もそんなになさそうだったので安心していたが、夜再び高熱に。解熱剤を使用した。そして土曜日の朝、まだ38度ほどあったので再びクリニックに。効いていないようなので、抗生物質を替え、症状を抑える薬を増やした。この日は数少ないあたしの休日出勤が予定されていた日。姑もはずせない予定が入っていため、夫がGUYを一人で見ていた。終わったあと電話をすると“遅いじゃねーかよっ!”と怒られた。特に機嫌は悪くならなかったようだが、依然として熱は高いままのようだった。翌日の日曜になってもGUYの熱は下がらなかった。月曜の朝、夫とあたしは同じ言葉を口にした。“大学病院に行こうか?”日中いくぶん低い日はあったとしても、もう発熱して5日目だった。
以前救急外来で行った大学病院に出かけ、レントゲンと血液検査を行なった。もっと早く来れば…とも思ったが、一般的に5日以上の発熱というのが検査に踏み切るタイミングらしいので、ちょうど良かったのかも。その結果、GUYは肺炎を起こしていた。そのうえ、血液検査の白血球の値が通常の2倍以上、炎症を示すCRP値が通常の4倍以上だという。すぐに入院をすすめられた。ひえーっ! さらに、大泉門が膨隆しているので髄膜炎の疑いもあるので髄液検査も行なうという。ぎぇーっ!
大泉門とは、乳児の頭にある頭蓋骨の塞がっていない部分で、ここが膨れるということは、脳を覆う髄膜が炎症を起こしている可能性が高い。大泉門の膨隆が見られると、まず髄膜炎を疑うらしい。早速髄液をとるために頭部のCTスキャンを行なう。これは、脳圧が上がっていた場合、急に髄液を抜くと問題が生じるため、あらかじめCTで髄液検査ができる状態が確認するらしい。GUYのような赤ちゃんはCTの間じっとしていられないので、薬で眠らされて検査を受け、夢うつつのまま髄液を抜かれた。それでも処置室で“うぎゃーっ!”と悲鳴が聞こえた。イタイんだろうなぁ。こっちがツライ。
全ての検査が終わり、病室に案内されたのはもう夕方近くだった。小児病棟があいていないため、普通病棟の個室に案内された(特別室!)。その後横浜から呼び寄せた母にGUYを任せて、夫と入院の準備をしに自宅へ戻り、再び病室に戻ったころにはもう19時をすぎていた。そして面会時間もずいぶん過ぎてしまったころ、看護婦さんに注意され、夫と母と姑が帰宅した。いよいよGUYの入院生活本番!どうなることやら…。
この日夜遅くにきた回診で髄液検査は問題なしだったとの報告を聞いた。
とりあえず、ホッ!
2002.12.5〜12.11・・・・・GUY:0歳9ヶ月15〜21日
キケンがいっぱい
最近はいはいも上手になってきて、活動範囲がイッキにひろがったGUY。3秒たりとも目がはなせない!というハナシはよく聞くけど、ホントにそう。目につくものなんでも興味シンシン。なんでもいじって、なんでも口に入れたがる。動きもスピーディーになってきたので油断できない。このところ指先使うものが大好きで、リモコンや電話などボタンがついたものにはまっしぐら。しょっちゅうテレビっ子の夫とリモコンの取り合いをしている。先日パソコンに向かっているときにぐずったので抱き上げたらすぐに泣きやんだ。目の前のキーボードにはGUYの好きなボタンがいっぱい。インターネットで調べものしてるだけだったので好きなようにさせていたら突然プリンタが動き出した。何をしたんだ、GUY? (最近ではMac本体のリセットボタンが狙われている…デンジャー!)
姑にGUYを見てもらっているとき、ずいぶん静かにしているので見てみたら、なんと、姑のマグカップをがじがじしゃぶしゃぶ。一瞬あたしは凍った。アレはさっきまで姑がお茶を飲んでいたマグでは…! 一刻も早くやめさせたいし、今後も絶対やめて欲しいけど、それを姑に、気分を害さないようにどう伝えたら良いのかわからず、GUYに“これは大人のだからこのおもちゃにしようね”といって別のおもちゃを差し出すのが精一杯。まさか“ばい菌が感染するのでやめてください”とは言えないでしょ、やっぱり。でも続くと困るので今度きちんと説明をしようと思います。
ところでなぜあたしがこんなに神経質になるのかわかりますか? むし歯の原因菌は感染するからだ(詳しくはトピックス参照)。普通口のなかには300種以上の細菌が存在していて、そのなかの一部の菌がむし歯の原因になる。その量のバランスは人によってさまざまで、むし歯になりやすい人、なりにくい人がいるのはそのせい。もともとむし歯の原因菌が多い人は、ほんの少し歯みがきをさぼったり食生活が乱れたりするだけでむし歯になりやすいのだ。その口のなかの細菌のバランスは3歳くらいまでの間に決まってしまうという。要するに、今から3年間くらいはGUYの一生を左右するとっても大事なときなわけ。むし歯菌は、お箸やスプーン、コップなどの硬いものに簡単にくっつくので、家族の使用した箸などをそのまま子どもの口に運ぶと言うことは、むし歯菌を口に運ぶのと同じこと。多くはそうやって家族から感染するのだ。ああ、恐ろしい。
2002.11.28〜12.4・・・・・GUY:0歳9ヶ月8〜14日
夜泣き対策
入園して3ヶ月めということで、初めて保育園の先生と面談をした。園の生活では特に何の問題もないようで、毎日楽しく過ごしているようだ。入園当初は全く寝なくて(いつも寝かしつけに使っているだっこひも…スリングも持っていったりもした)、ずーっと泣いてるばかりで先生もどうなることかと心配していたようだけど、今じゃすっかり慣れて、よく食べよく飲みよく眠る、園で一番のいい子(要はあまりぐずらないということか)でいつもゴキゲンなんだそう(でも新しい先生がくるとわざとぐずってみたりして試したりしてるとか)。
そりゃいい傾向…なんだけど、ウチではそんなにいい子じゃないぞ。ごはんを口に運ぶのが遅いと、きーっ!(これは園でもそうらしい) 私が視界からはずれるとぐずぐず。 遊びたいものに手が届かないとやっぱりきーっ! 最近奇声をあげるのよね。カンシャクってこういうこと? 何よりツライのは夜中。体調も良くないせいか、夜泣きがひどい。以前にも夜中ぐずぐずすることはあったんだけど、最近のはぐずぐずどころか大荒れなのでもう大変。しかも長い時は2時間くらい泣きっぱなし。これには参ってしまう。ついにこないだ○○救命丸を購入。これで安らかに眠るのかしら。それにしても夜泣き&癇の虫に効く薬ってことは…精神安定剤みたいなモン?(ちょっと恐くなってまだ未使用)
実はもうひとつ試してみたいものがあった。最近TVCMもしている入浴剤とローションのセット。夜泣きする赤ちゃんをリラックスさせて安らかに眠りにつかせるというモノ。早速購入して試してみた。まずはお風呂。ハーブのいいにおいと泡で気持ち良さそう。オ? 早くもGUYったら眠そう。と思ったら入れてる夫まで眠そう。あがった後も体はポカポカ。そしてとどめにお風呂あがりにローションでマッサージ。もうGUYはイチコロでした。そのまま深ーい眠りについてしまいました。ス、スゴイ効きめ。そのあと入った大人たちもいい気分。肌もツルツル。GUYはローションもつけてるのでいっしょに寝ててもいいにおいだし。これはイイモノを買ったぞ。
これで夜眠れるぞー! と喜んだのもつかの間、GUYは早い時間に眠り過ぎて、明け方にお目めぱっちり。うーん…お風呂の時間も考えなくてはだな。
2002.11.21〜11.27・・・・・GUY:0歳9ヶ月1〜7日
3回食になっちゃった
ついにGUYも9ヶ月。保育園では後期食に変わるという。“へー!”と他人事のように考えていたら、なんと3回食になっていたらしい。
げっ!ついにきたぁっ!
というのも、今まであたしは保育園で離乳食をあげてくれているのをいいことに、なーんにも作ってこなかった。保育園のない週末はほとんどベビーフード(看護婦だった伯母が子どもはどうせ覚えてないんだからラクしなさいって言ったんだもーん!)。中期まではこれでもなんとかなった。しかし、3回食となると、保育園では昼の1回のみで、朝、晩は自宅であげなくてはならない。しかも、後期ともなると歯ごたえがあるものも必要なので、ベビーフードだけでは苦しくなる。コレは困った。何とかしないと。
そんなんでビビリまくってようやく始まったあたしの離乳食生活。始めてみると結構おもしろーい! もともと料理は嫌いではないので、後期くらいいろんなものが食べられると、おままごとみたいで可愛いし、GUYはよく食べるし。どうせ最初から作ってないしもともとベビーフードにはカケラも抵抗ないので、フリーズドライのダシやスープなども活用しまくり。お粥をつくる20分の間(ご飯炊いといてそこから作るので早い)におかずも作れるので、帰宅後でもダイジョーブ。凝り性なので、凝りだすとキリがないので(こないだ普通の皮を4分の1に切ってラビオリのような水餃子を作った。かわいー。)テキトーに手を抜きつつがんばってみます。