- #1 すっかり甘えん坊
0歳10ヶ月1〜7日 - #2 はじめてのお正月!
0歳10ヶ月8〜14日 - #3 今度はインフルエンザ!
0歳10ヶ月15〜21日 - #4 おしゃぶりとむし歯
0歳10ヶ月22〜28日 - #5 恐るべしロタウイルス
0歳10ヶ月29〜31日
2003.1.18〜1.20・・・・・GUY:0歳10ヶ月29〜31日
恐るべしロタウイルス
10日ぶりに保育園に行くことになったが、早くも3日目には再びお休みすることになってしまった。
その日の晩、なんとGUYが突然寝ながら噴水のように吐いたのだ。その量も大量で、新生児のころの吐き戻しとはワケが違う。バスタオルと着替えを何枚も用意したが、全てびしょびしょになってしまうほど、その晩は数回にわたり吐いた。これには驚いてホントにうろたえた。いろいろ病気して、入院まで経験したGUYだけどそんなことは初めてだった。髄膜炎を疑われたとき、何度も何度も吐いたりしてないですか?と聞かれていた。こんなに吐きながらも眠り続けるのが不安だった。いてもたってもいられなくなって、深夜でも病院に行こうかと思ったが、小1時間ほどで落ち着いて吐かなくなったので、朝イチで病院に連れて行くことにした。
朝起きた後、おむつを替えたら白っぽい下痢便をしていた。これはもしかして…。
病院にいくと、持参したおむつを確認するまでもなく、ロタというウイルスによる冬に流行る風邪でしょうと言われた。やっぱり。よく育児書などで、白いうんちは要注意!などとどれにも書いてあったのでその名前は覚えていた。嘔吐下痢症とか、ロタウイルス性急性胃腸炎とか、小児仮性コレラ(これ恐い)とか、本によりいろんな名前で紹介されていた。お子さんをお持ちのみなさんもどれか聞いたことありますよね? 感染力が強いので、保育園は再び登園禁止を言い渡された。これには特に効く薬はないらしく、整腸剤を処方され、水分補給に注意するよう言われて帰った。
嘔吐はその後なくなったが、下痢はいつまでも治らず、先週からのハナミズも引きずってて、今度は見た目にかわいそう。今回も家族で分担してGUYをみることにしたが、今度はうまくはいかなかった。GUYが吐いた翌日、あたしは激しい胃痛と急な嘔吐で会社を早退することになってしまった。家に帰ると39度近く熱があった。GUYの吐しゃ物を浴びてるしな…どうやら感染ってしまったらしい。今さらだけど、アルコールスプレーをそばにおいて、まめに消毒することを家族に指示して、あたしは休ませてもらった。しかし、時すでに遅く、その晩夫と姑もたて続けに嘔吐と下痢に倒れ、急きょ実家の母にSOSして来てもらわなくてはならなくなった。
数日後、ようやく落ち着きを取り戻したけれど、最後の最後であたしの母も下痢に苦しんだ。兄弟いたら確実にみんな感染しますとは書いてあったけど…恐るべし、ロタウイルス!!
2003.1.12〜1.18・・・・・GUY:0歳10ヶ月22〜28日
おしゃぶりとむし歯
今週、GUYは10ヶ月検診の予約をしていた。が、インフルエンザまっただ中だったためキャンセル(もう11ヶ月検診になっちゃうな…)。保育園も今週いっぱいはお休み。夫と姑と協力してかわるがわるGUYの面倒をみた。とはいっても、にがーい薬が効いたのか、熱はすぐに下がり、ハナと咳は残っているものの元気そう。連休明けにあたし自身も病院にいったがあたしは陰性。ひとまず今週いっぱいでなんとか治しきって欲しいもの。早く健康なGUYに戻ってくれ。
この間にGUYは怪しかったつかまり立ちもマスターし、ますます活動範囲が広がった。段差を見つけてはつかまり立ち。目線も上がったので飾り棚の中段までもう何も置けなくなってきた。はいはいもますますスピードアップ。仕事から帰ると、ケラケラ笑いながらはいはいで玄関まで突進してくるさまは可愛いけど、その途中にあるドアや階段のゲートなどを慌てて開いたり閉じたり周りはもう大変。キッチンも大好きで、人がいると必ずやっぱりケラケラ笑いながら(コレ…変?)突進してくる。散らかさずには料理のできないあたしの使うキッチンは汚いものや危ないものだらけ。こないだは、夏につけた果実酒のコルクをはずしてしゃぶっていた!危ないったらない(そんなもん手の届くとこにおいとくのが悪いんだけど)。
話は変わるが、保育園にGUYの登園許可証をもらいに園にいったとき、お迎えにきたお母さんが先生と話しているのが耳に入った。“おしゃぶりがなかなかやめられなくって…あれってむし歯になっちゃうんですよねぇ” ん? 何か誤解があるような…。確かにほ乳びんがなかなか止められないのはむし歯予防的には問題かもしれないけど、おしゃぶりは、口の周りの筋肉のトレーニングになるのでぜひ止めないで! (…とその場で言えなかったあたしは小心者) 特に、鼻ではなく、口だけで呼吸する口呼吸を覚えてしまうと、口の中が乾きやすくなり不潔になります。不潔になればむし歯にもなるし、歯周 病にもなる可能性がある(詳しくは3ヶ月の記録;お食い初め参照)。ひいては全身的な病気を引き起こしたりと癖になるといいことがない。実際口をポカンとあいたままの子っているけどそうはなって欲しくないよね。歯ならびへの影響を心配する人もいるけど、おしゃぶりは指しゃぶりとちがってくわえる部分はやわらかいのでその心配も少ないというハナシだし。おしゃぶりは、口呼吸矯正に使ったりもしてるくらいのモノ。歯に悪いから止めさせるなんて言わないでー! あたしは逆にGUYがおしゃぶりを好まないのでかえって悩んでいるくらいなのにっ。
2003.1.5〜1.11・・・・・GUY:0歳10ヶ月15〜21日
今度はインフルエンザ!
お休み明けのある日、あたしとGUYは再び病院にいた。退院後の経過を見るためだ。この2週間、GUYは今までないくらい元気でお鼻もスッキリ。検査の結果も陰性で、もう迷うことなく完治! 先生にもうこれでお薬は飲まなくていいですよ、と言われて保育園に送り届けたその日。夕方迎えに行くと、“GUYちゃんお熱が37.8度ありました” え! 今日治ったっていわれたのに??ふと、待合室で隣り合わせたぐったりした子どもを抱えたお母さんとお話したことを思い出した。嫌な予感。
それでも家に帰って計ったら36.8度。先生も園のお部屋が暖かいからかもっていってたしな。取りあえず食欲もあったのでお風呂はいれてその晩はそのまま眠りについたが、その晩は夜泣きがひどく朝再び熱を計ると37.9度。保育園は38度までは預かってくれるけれど、気になったので、ひとまず病院へ行き、大事をとってその日は休ませることにした。しかし1日休んでも熱は下がらなかった。深夜には40度近くなり、解熱剤を使ったりもしたが、一時的にしか熱は下がらない。咳もかなりツラそうで、しばらく出ていなかったハナミズも…。もうこれは明らかに病院でうつされたんだろうな…。だってあの時まで元気だったんだから! しまいには、あたし自身もやられてきてしまい親子で咳をげほげほやっていた。
高熱には慣れてはいたけど、発熱から3日目、また大泉門が膨れている(緊急入院!参照)のが気になって、病院に行くことにした。連休に入ったところだったので、またまた救急外来。季節がらか大変混んでいて、昼過ぎに出かけて診察を受けたのが17:00近く。その間に熱はさらに上がって、だんだん顔の皮膚がパサパサし始めていた(脱水しかけてた)GUYは、点滴を受けながらレントゲンなどの検査を受けた。大泉門はやはり膨隆しているのだが、やはり髄液検査はかなり痛いので、踏み切るのに判断しかねるようだった。たまたま、入院中の主治医グループの1人の先生がいたので、前回の結果が考慮され、髄膜炎の可能性は低いだろうということで、髄液検査は見送られた。点滴を2本ほどうたれ、GUYの顔にウルオイが戻ってきたころ、最後の最後にインフルエンザの検査が行なわれA型のウイルスが検出。インフルエンザと診断された。ふたたび入院を覚悟していたので、とりあえず原因がわかってひと安心。大人ならカプセルでのむにがーい薬を処方されひとまず帰宅した。
今回最初にGUYを診断した先生は、男の人にしては珍しく、GUYを見て“かわいいねぇ!いや、こんな子久しぶりに見たなぁ!”などとほめるので、すっかりいい気分でいると、最後にひと言“お父さん似ですか?”どういうイミやねん!
2002.12.28〜1.4・・・・・GUY:0歳10ヶ月8〜14日
はじめてのお正月!
体調の良いまま、お正月を迎えることができました。元日の朝は、夫と姑とお餅を食べて、その後は横浜のあたしの実家へ行った。だいたい毎年そうなんだけど、夫は2日から出勤になるため、その日のうちに帰ったが、あたしとそのまま残ってあとの正月休みは実家で過ごした。我が家より多少広々としているのと、力いっぱい遊んでくれるあたしの母(たぶんこの人が家族で一番元気)がいたせいか、GUYはこの休みのうちにすっかり活発になり、はいはいも上手になってきた。母ともおかげで仲良しに。新年の挨拶にきた来客には“おじいちゃん似ね!”なんて言われて、父もうれしそう…というかメロメロ。“今じっちゃ!って言ったぞ!”言ってないって。まー、親孝行にはなったようです(姑もいない家に仕事のために帰った夫はフビンだが)。
横浜には、昔共働きだった両親に替わり日中あたしや弟の面倒を見ていてくれた知人がいて、現在も家族同様の付き合いをしている。家に犬や猫がいるため、なかなかこちらからはGUYを連れて行けなかったのだが、今回の休みで初めて連れて行った。以前、犬のいるおうちにお邪魔したときは、GUYがおびえてしょうがなかったけれど、今回は大丈夫。特に猫には興味津々で後をついてまわっていた(しっぽが気になるらしい)。そこのお母さんは、自分の子どもを3人育てた後、あたし達兄弟の面倒を見て、今では孫達の世話でいまだ育児の現役、まさにプロ。あやすのがうまい。GUYもすっかりゴキゲン。今までやろうともしなかったつかまり立ちにも果敢に挑戦(出来てないけど)。夕食もごちそうになり、すっかり油断していたその時!“あ〜ん!”あ〜んて…。
げ!GUYはうれしそうにお母さんのお箸から煮物をパクリ。
そうよね、そうよね、昔はこうやって取り分けてもらってたんだもんね、あたしも…。
しまった。油断した…。
2002.12.21〜12.27・・・・・GUY:0歳10ヶ月1〜7日
すっかり甘えん坊
クリスマスを目前に、GUYはめでたく退院をしたワケだけど、今週いっぱいは保育園は休んで自宅療養。…ということは、もう年内はおあずけ。イヴには園でもクリスマス会があるのに…。まぁ、病院でやったからいっかー。ザンネンだけど…。後から聞いた話によると、GUYの後他の子も肺炎で入院(感染った?)したり結構みんなダウンしていたらしい。そう言えば、クリスマス会の写真も心なしか0歳児が少なかったような…。そんな状態じゃ入院してなかったらかえってもらい直したりして長引いてたな、きっと。
GUYは今回の入院ですっかり完治したのか、ずーっとグズグズゼーゼーやっていた鼻や呼吸もスッキリ。こんな健康なGUYをみるのはひさしぶり。実際鼻に関しては、生まれて初めてかもっていうくらい(思えば新生児の頃からなんか鼻づまりだった…)。ホントーに良かった。
先週はほとんどあたしとべったりで、たまにいない時でも両おばあちゃんがダブルでべったり。すっかり甘え癖がついてしまった。体調は良さそうなのに、あたしが席をはずすとぐずぐず。夫に預けてもしくしく。そんなに悲しそうにしなくても…。結局、窮屈になってオクラ入りしていたベビースリング(袋状のだっこひも)を再び使ってみることに。もう腰もとっくに座ったので、腰抱きにチャレンジ。育児本に載っているカンジでなんとかやってみた。本の図だともっとおんぶにちかい感じに見えるんだけど、なんだかただのたて抱き(イラスト参照)みたい。それでもGUYは満足げなのでヨシとしたけど…誰か正しい腰抱きのしかたを教えてくださいー。