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熱性けいれん…初めての救急車!

去年の秋頃から常にどっかしら不調で、薬の絶えなかったGUYですが、4月の半ばあたりに薬をやめてみてから(まだハナはぐずぐずしていたのだが)かえって調子はよくなり、ここ1ヶ月は健康そのもの。長い病院通いはようやく終わったかと思われた矢先だった。久しぶりに保育園からの電話。ぎく。38.3度で呼び出しだ。とはいっても、すっかり呼び出しにも慣れ、38度台の発熱などさほど驚きもせず、16:30頃の電話だったこともあり、17:05の定時まで仕事して(とりあえず残業はせず)迎えにいった。心なしか元気はない。あーあ、これでまたポリオの予防接種受けられないや(GUYは過去2回とも逃している)。

その日の晩。“うぎゃー!”熱が39度を超えた頃、GUYが突然激しく泣き出した。まさかと思って様子を見ていたら、けいれんを始めた。“ひきつけだ!”たしか、この場合、時間を計って様子を見るんだったはず…夫にGUYの様子と時間を見ていてもらい、その間にあたしは育児書を確認。初めてのひきつけで5分以上続くけいれんの場合、救急車。この時すでに6分が経過していた。まだGUYはけいれんしている。生まれて初めて救急車を呼んだ。GUYが病気するたびに育児書や家庭の医学を熟読していたこともあり、この時まであたしは比較的冷静に対処できていたと思う。でもやっぱり119とダイヤルする手は震えて、それに気づくとうろたえそうになった。しかしさすがに向こうは(うろたえた電話の応対に)慣れていて、きわめて冷静にまず救急か火災か確認後、住所、名前、年齢…と聞いたあとで、ようやく何がおきたかを聞く。そうやって答えていくうちにこちらも落ち着いてくるので、症状を説明する時には冷静になっていた。救急車が到着したころにはけいれんはおさまっていたが、まだ目線は一点をみたまま動かない。救急車のなかでようやく泣き声をあげた。少しホッとした。けいれんそのものは十数分とやはり少々長めなのと目線が左を向いたままなのが心配なのでCTスキャンを撮ることになった。CTはこれで2度め。とりあえずCTでは異常がなく、点滴もして本人も落ち着いてきたのでこの日はひとまず帰ることに。朝また来るよういわれる。朝ったって…このときすでに午前4時。いっそ泊めてくれ。

翌日、外来で診察を受ける。あたしには気になるところがあった。熱性けいれんは、親に(特に母親)その既往があるとその子どもも起こしやすく、一度けいれんを起こした子は繰り返す傾向にあるという。さらに熱性けいれんをくり返したことから、無熱性けいれん(てんかん)に移行するケースは少なくないと言う。なぜあたしがこんなことを知っているかというと、あたし自身が幼少期熱性けいれんが頻発したことからてんかんに移行して薬をのみ続けていた経緯があったからだ(現在は内服していない)。GUYに影響があるのでは、と少々不安だったのだ。診察では、まぁ熱性けいれんの多発期ではあるし、異常なけいれんと言うほどでもないので今回は様子をみましょう、とこのことだった。しかし、熱は依然として高いので38.5度以上あるようなら、ひきつけ止めの座薬を使うよう処方された。

それから3日間39度以上の熱が続いた。解熱剤も使ったが、ききめが切れるとすぐに39度まであがる。3日目の朝、再度受診する。熱は38度台になっていた。診察では、熱以外の症状がないので突発性発疹の可能性があるといわれた。突発はいつも高熱をだすたび疑われていて、一度うっすら発疹らしきものがでたとき、突発の診断を受けたことがあった(0歳8ヶ月の記録#4突発性発疹)。どうなのかな、と疑問もあったが、いつものことで高熱3日ではまだ検査はしてくれない。体温を記録して週明け再度受診するよういわれた。ひきつけは体温の急激な上昇によってひきおこされるものらしく、熱性けいれんの子どもに解熱剤で無理に下げることはしてはいけないらしい。高熱ならいっそ上がりっぱなしのほうがひきつけはおこしにくいとか。そんなこといわれても…40度近いと見ているこちらがツライ。

解熱剤も使うことができなくなり、熱はあがり続けた。午後になって40度を超えた。ひきつけ止めももうない。ここにきて今までなかった湿った咳をするようになった。嫌な予感…また肺炎? この日は土曜日だ。GUYはもう動くことも泣くこともできずぐったりしているだけ。熱は計るたびに上がり続け、夕方には41度になった。たまらず病院に電話をして指示をあおぐ。発熱4日目で午前中に診察を受けていたこともあって、まだ様子を見るよう言われる。再びひきつけるか、明日になっても熱が下がらなかったらまた電話をするよう言われる。もうこうなると下がる気はしなかった。翌日曜日、午前中は39度前後まで下がったが、午後になってあがりだし夕方には41度前後になったので、病院に電話する。ようやく病院に来るよういわれた。長丁場になることや入院もあり得るので、早めの夕食をとってから病院に向かうことにした。
この時GUYの体温は、41.3度だった。熱も下がってないのに発疹もでてきた(突発なら熱は下がったあとに出る)。明らかに今回はおかしい。
(この先長いので、続きは次回!)

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